第1集「詩的なるものへ」に参加するのは7人の現代作家たち。

手紙小説、エッセイ、回文、写真などそれぞれの作家の作品を

毎号1作品ずつ、白い封筒に入れてお届けします。

 ※1号~6号刊行予定


※封筒に封入された作品 写真は5号


【Contents】

回文 | わたしたち、言葉になって帰ってくる -抄- | 福田尚代

はじまりからもおわりからも読むことのできる回文。福田さんがていねいに紡いできたことばの連なりはまさに言葉の芸術。

手紙小説 | 遠い場所からの手紙 | BOOKSOUNDS

遠いとおもいがちな場所から近くするべくこのお手紙をお届けします――

レイヤースコープ | 写真・文 TORUS[1] | 村松 桂  

透明のレイヤーを重ねていくと浮かび上がる写真と断章。実験的作品形態「レイヤースコープ」。号を追うごとに透明のレイヤーをお渡しします。それらを重ねて何通りもの完成形が広がっていく仕組みをお愉しみください。

ポエトリ・エフェメラ | 造形・文 INNOCENT | 川添洋司

木彫作品写真とまっすぐな言葉が組成するポエム。川添さんの目に映る「詩的なるもの」を二つ折りのカードでお届けします。

創作ノート | 大森裕美子  

アッサンブラージュやドローイング作品を中心に「もの」をまなざす作家の創作ノート。毎回違ったデザインやテーマによるブックレットで展開。

エッセイ | Philopoesis I 詩的なるもの――二十世紀美術家たちの言葉 | 間奈美子  

さまざまな20世紀アーティストが書き残した「詩的なるもの」をめぐる言葉を集めて綴るエッセイ。

限定 「ボトロジア通信」 | 庄司太一

約6万本のガラスびんを蒐集する「びん博士」の「ボトロジア通信」を付録。博士の文学的なエッセイから「びん的世界」に潜む詩的なるものを体験。


【Artist Introduction】

福田 尚代 Naoyo fukuda

美術家。1967 年生まれ。主な展覧会に「アーティスト・ファイル 2010」(国立新美術館、 2010 年)、「MOT アニュアル 2014 フラグメント」(東京都現代美術館、2014 年)など。著書に『福田尚代作品集 2001-2013 慈雨百合粒子』(小出由紀子事務所、2014 年)、『ひかり埃のきみ 美術と回文』(平凡社、2016 年)など。

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BOOKSOUNDS

「何者からの手紙」の配達人として、あなたへの手紙をそっとお届けしています。

アンパサンド1st.issue では「遠い場所からの手紙」をお届けします。

村松 桂 Katsura Muramatsu

作家。写真、コラージュ、テキストを主な手法とし、静謐な物語性を秘めた作品を発表している。

2004年に初の個展を開催以降、個展・グループ展など多数。また、個展に合わせて作品集も発行し、紙上でのみ可能な表現も試みている。
主な個展に「Urvan/Ruvan」(2014年・書肆サイコロ)「FLUCTUS」(2017年・GALERIE KISOU)「Natura naturans」(2019年・つやま自然のふしぎ館)など。

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川添 洋司 Yoji Kawazoe

1953年、鹿児島県甑島生まれ。10代後半に全国行脚の後、関西に移り住む。
20歳で木彫に出会い、硬質の木材を使ったリアリズム彫刻を始める。以来、海に流れ着いた生活残滓がある流木を素材にした立体造形や、風化をテーマにした人物彫刻など幅広い作品を展開。全国各地での個展を精力的に開催するとともに、流木、鉄板、砂、土壁などを駆使した舞踏、演劇、音楽の舞台美術にも長年携わる。2014年、脳出血により、右半身不随、失語症の障害を負うものの、2016年より作家活動を再開。

大森裕美子 Yumiko Ohmori

1987年11月11日小さな実と錆びたワッシャーを拾い 硝子板のうえに配置したことが 「material glance」のはじまり。それ以来 出会い収集し保管してきたさまざまな物質や言葉を配置することをまなざしの訓練として続けている。

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間 奈美子 Namiko Hazama

言語美術。1994年、自身の詩的テクストと造本を一つとした作品を刊行するインディペンデント・プレス
空中線書局」を開設。刊本、展覧会多数。1999年、主に作家・ギャラリー・文芸出版社より、文学・芸術を中心とした作品集の編集から制作を一貫して請負う「アトリエ空中線」を設立。
長く懸案である詩性論考「Philopiesis』を、当誌に機を得て、「Philopiesis I』として連載開始。

庄司太一 Taichi Syoji

一九四八年、宮城県仙台生まれ。通称「びん博士」。上智大学英文学科在学中から、わが国ではほとんど関心を持たれていなかったガラスびんの蒐集とその歴史的背景に興味を抱く。一九七九年にワシントン州立大学に入学し、すでにアメリカで確立されていたボトル文化に触れ、帰国後びん収集をさらに本格化。一九九六年、東京・中野の自宅庭に、日本初の「壜の小さな博物館・ボトルシヰアター」を開設。


 

編者  間奈美子    

造本・組版  アトリエ空中線、大森裕美子、BOOKSOUNDS 

印刷   創栄図書印刷株式会社   グラフィック    活字組版・印刷 りてん堂(4号まで)

詳細 ⇒ 灯光舎stores